カワサキバイクの特徴
バイク好きのためのカワサキ
カワサキといえばバイク好きが好むバイク会社として有名です。
ラインナップとして125cc以下とされる低排気量が少なく、高排気量のモデルが多いこともそのように思われる一因です。
また、公道用ではないモトクロス用バイクを多く輩出しているのも特徴であり、こういったところがコアなバイクファンのハートをがっちりと掴んでいる理由でもあります。
昔はおじさん向けバイクのメーカー、よく壊れるメーカーといったネガティブ評価の高いメーカーでした。
しかし、最近では一気に会社のイメージを変えるようなスポーティーで高性能な先進的モデルがたくさん輩出されるようになりイメージアップが進んでいます。
また、玄人向けという印象が強かった部分においても初心者でも取り扱いやすい高性能なスーパースポーツも輩出されており、どんどんと新しいことにチャレンジをしているメーカーでもあります。
カワサキの歴史
カワサキは1878年に川崎正蔵が西洋型船の建造を目的として川崎築地造船所を東京に創設したことから始まります。
1939年に社名を川崎重工株式会社へ変更し、戦後から二輪車の製造が始まりました。
1958年に二輪用エンジンの製造が始まり1964年に当時の有名二輪メーカーであったメグロを吸収してバイク製造が本格化していきます。
1968年にアメリカでレース参戦をしたA1Rがライムグリーンであったことからライムグリーンはカワサキのイメージカラーとして定着しており、カワサキバイクを欲しいと思っている人たちの憧れの色になったのです。
1975年には日本のバイク業界において先陣を切るごとくアメリカでの現地二輪車生産を開始したメーカーでもあります。
カワサキのバイクの特徴
カワサキのバイクの代名詞とも言えるのがNinjaシリーズです。
その中でも特に人気なのがNinja250で、これは外国でも多くの人が乗っているバイクでもあります。
もともと250ccというのはビッグスクーターが多かったのですがカワサキがNinja250を製造したことによって一気に250ccのロードスポーツブームが起きました。
その人気からNinja250は2013年にはフルモデルチェンジを行なっており、エンジンやシャーシは先代モデルをブラッシュアップしたものになり名前の通りスタイルは忍者を思わせるシャープな仕上がりです。
もちろんカワサキのイメージカラーでもあるライムグリーンが入っているところも人気の理由です。
先代の曲線の多用された柔らかいデザインも人気が高いものだったことを考えると新型のシャープさは思い切ったイメージチェンジであるといえます。
しかし、そのようなチャレンジをするところがカワサキらしいところです。
そして、ただ見た目のデザインが変わるだけでなく走行性能についても確実にレベルアップしており多くのバイクユーザーが納得するハイレベルなバイクを実現しています。