ツーリングライダーの憧れ「ゴールドウィング」
ゆったり憧れツーリング!ゴールドウィングの歴史
ゴールドウィングが市場に登場したのは1974年、ドイツの展示会に登場し当時珍しい4気筒エンジン搭載のバイクとして注目されました。
日本では初代としてGOLD WING GL1000が1975年に登場、この1000ccエンジンを搭載した超大型バイクは圧倒的な存在感を示しライダーたちを驚かせたのです。
新しい技術を開発し海外の超大型バイクであるハーレーなどに対抗するカテゴリに割って入ったマシンです。
広大な土地を持つアメリカなどの広々した道を、ハーレーが滑走するように長距離でも疲労せず快適に走ることができるバイクを追求し、現代ではグランドツアラーと呼ばれるジャンルに入る「キングオフツアラー」とも証されるようにもなっています。
ゴールドウィングはこんなスペック
キングオブツアラーと呼ばれるホンダのゴールドウィングは、安定したパワフルな走りが魅力のマシンです。
エンジン型式は水冷4ストロークOHC水平対向6気筒、総排気量は1832ccあります。
トランスミッションは5速で車体全長は2630mmで全幅が945mm、全高1525mmとゆったりとポジショニングできる大きさを持つことも特徴的です。
ホイルベースは1690mmでフロントタイヤは130/70R18M/C、リアタイヤは180/60R16M/Cとなっています。
車両重量は417kgでどっしりとした感覚があり居住性豊かなマシンです。
ゴールドウィングの魅力はいつでもどこでも快適な走りができるということ
ゴールドウィングは元々アメリカなどの長いハイウェイを走る「ロングツーリング」向けのバイクというコンセプトを持っています。
どんなに長い距離でも疲労しにくく快適でタンデムでも窮屈さを感じることなくツーリングができる、ゆとりある居住性を持ったマシンへのこだわりが感じられるバイクです。
ゴールドウィングに利用されているライダーシートは長時間走っても疲れないように設計されていますし、パッセンジャーシートにはより大きなバックレストが採用されより高い快適性を持っています。
ライダーもパッセンジャーもシートヒーター付きで温度設定もそれぞれ個別に調節できるので快適です。
サウンドシステムもパッセンジャーシートにスピーカーをつけることで、2人で音楽を楽しむことができることも人気の秘訣となっています。
走行性能も人気の秘訣
走り始めると重さがある車体であってもエンジンに力があるのですっと走り出します。
低い重心でエンジン特性が高いので低速走行でもふらつくことがないのです。
走っている姿を見ても走行している時も、二輪とは思えないような安定感があります。
街乗りにはかったるいか?というとそんなことはなく、交差点で曲がる時も安定を保ったまま曲がっていき、すっとラインをとることができるのです。
これだけ大きいとUターンもきついだろうと感じますが、ゴールドウィングはUターンもサクッとできます。
ツーリングに最適と言われるゴールドウィングは走行性も素直で機能性も高い有能なマシンです。
動画で見るゴールドウィングの魅力
ゴールドウィングの魅力を知りたいという人は動画を見てみることをお勧めします。
大きな車体でもスムーズに曲がるコーナリングやタンデムでゆったり走る映像など、ゴールドウィングの魅力をしっかり伝えてくれる動画です。
途中に出てくるコーナリングの映像を見るとツーリングでワインディングを楽しむにしても最高のマシンだということが理解できるでしょう。
タンデムライダーのインプレッションなどもあるので一度見てみることをお勧めします。