ツーリング動画をアップするときのポイント&注意点
撮影前に計画をしっかり立てておく
ツーリング動画のためにアクションカメラを用意したら、撮影前に計画を立てておきましょう。
ただ闇雲にカメラを回し続けると、何を撮りたいのかわからないままバッテリーを無駄に使ってしまうためです。
ツーリングに行く前に、今回はどのような動画にしたいのか、シナリオやテーマなどを設定しておくと、撮りたいものが定まりやすくなりポイントを絞って撮影できます。
カメラのバッテリーにも限りがありますので、ツーリングルートを決めておくと、限られた時間内に収まるように効率良くツーリングを楽しめます。
走行時の風切り音の対策を行う
「バイク動画あるある」ではありますが、マイク内蔵のカメラで撮影する場合、ツーリング走行中の風切り音を拾ってしまいがちです。
ヘルメットの上など風が正面から当たるような箇所に取り付けた場合に起こりやすく、せっかく美しい映像が撮れたとしても、音が気になってその良さが半分しか伝わらない、なんてことにもなりかねません。
カメラの性能や形状にもよりますが、音声も同時に撮るときは、風切り音対策をしておく必要があります。
外付けマイクを利用して風に当たらない場所に固定したり、マイクを設置する位置を変えてみるなど、色々試してみてください。
市街地の撮影は避ける
ツーリングで市街地を通ることもあると思いますが、人や車の交通量も多くなりますので安全確認をする回数が増えます。
動画撮影ばかりに気がいってしまうと、安全確認が疎かになる恐れがありますので注意しましょう。
また、ヘルメットにアクションカメラを取り付けた場合、左右の安全確認でカメラも大きく振られることになるため、画像が乱れて見にくくなってしまいます。
人の映り込みも多くなりますので、編集がいちいち大変です。
加えて乱れた映像も編集する必要があり、時間も手間も増えてしまうとツーリング動画の公開頻度が落ちてしまい、長続きしない可能性が高くなります。
カメラの落下対策は万全に
ツーリング中はカメラが左右上下に振られることも多いため、しっかり固定できていないと落下する危険性があります。
高い確率でカメラは壊れてしまいますし、後続車に当たって事故を誘発してしまうかもしれません。
せっかく楽しいツーリング撮影のはずが、苦い記憶となってしまわないためにも、カメラの落下対策は万全にしておきましょう。
カメラの装着には粘着テープなどが利用されますが、マウントをがっちりと固定することがポイントです。
吸盤式、挟み込むタイプなど、簡易的に装着できるカメラも多く販売されていますが、グラグラと不安定に感じる場合は、安全確認できるまで何重にも固定するようにしてください。