バイク&人物をキレイに撮影するポイント
ロケ地選びも重要なポイント
いざツーリング画像を撮ってみると、バイク雑誌のようにキレイに撮れないというケースが多々あります。
バイクや人物をキレイに撮るには、いくつかのポイントがありますので理解しておきましょう。
まず、どれだけバイクが格好良くても、カメラの品質が良くても、背景がイケてなければ「映える」画像を撮ることはできません。
ツーリング撮影は、バイクと背景、そして登場人物がコラボして成立するものなので、ロケ地選びも重要な要素となります。
場所選びが難しい場合には、バイク雑誌などで有名な絶景ポイントを選ぶと無難です。
背景とバイクのスタイリッシュな画像を撮るなら、望遠・広角レンズを使う方法もおススメです。
強調したいものにピントを合わせる
画像の中にはたくさんの要素が映り込みます。
情報量が多いと何を撮りたいのかわかりにくくなりますので、そのような場合は強調したいものにピントを合わせるようにしましょう。
撮りたい被写体はバイクなのか、背景なのか、人物なのか、狙いを定めてからカメラの絞り値を設定して撮影します。
強調したいものにピントを合わせると、背景がぼやけたり、被写体より前にあるものをぼかすことができますので、メリハリのきいたプロ感あふれる画像を撮ることができます。
一眼レフを使って自撮りしてみよう
近年、機能性の高い一眼レフカメラが登場しており、自撮りにも対応できます。
例えばCanonのEOS M6を使えば、液晶モニターでタッチ操作ができますので、シャッターボタンを押さずに画面をタッチしてピント合わせから撮影までの作業が可能です。
液晶カメラを上にクルッと回転させることもできますので、レンズを自分に向ければ自撮りもOKです。
美肌効果を使えば一眼レフの自撮りも怖くありません。
スマホとWi-Fiで繋げばSNSへの公開もあっという間にできてしまいます。
走行シーンはシャッタースピードを調節
バイクが颯爽と走るシーンを撮影する場合には、シャッタースピードを調節することでスピード感のある画像の撮影が可能です。
シャッタースピードを自分で設定できる「シャッター優先モード」があるカメラを使って、1/30から1/60程度の少し遅い目に設定します。
すると1箇所だけピントを絞ることができ、ピンポイント以外はバイク本体も背景もブレた画像となるため、走行シーンを切り取ったかのような躍動感を感じる画像に仕上がります。
このように、カメラの機能を使うことで、まるでプロの写真家が撮ったかのようなキレイな写真を収めることも可能です。
カメラの機能はピンきりですので、どのような画像を目指すのかを考えてカメラ選びをすることが大切です。