ミニバイクの新たな選択肢DAX125復活モデル

最近、街中でちょっと懐かしいデザインのバイクを見かけませんか？ホンダが1969年に初めて送り出したミニバイク「ダックス」が、「DAX125」として復活しました。懐かしい見た目に現代の技術を搭載して、楽しさも使いやすさもアップしています。今回はそんなDAX125について、「デザイン」「取り回し」「カスタム性」の3つの視点から紹介します。

レトロな魅力が光るデザイン

DAX125の最大の特徴は、なんといってもその独特のデザイン。初代ダックスを象徴するT字型バックボーンフレームがそのまま再現され、レトロで可愛らしいルックスが魅力的です。丸目のヘッドライトに砲弾型ウインカー、さらにはメッキのマフラーなど、往年のスタイルを細部まで忠実に再現しているので、昔ダックスに乗っていた人にとっては懐かしく、若いライダーには新鮮に映るはずです。

しかし、ただ昔のデザインをそのまま復刻したわけではありません。DAX125では、ヘッドライトやテールランプにLEDを採用したり、メーター類には現代的な液晶パネルを取り入れたりすることで、クラシカルな見た目ながらも最新の快適性や視認性を確保しています。

また、カラーリングにも遊び心があり、鮮やかな「パールネビュラレッド」や「パールシャイニングブラック」など、街乗りでも個性を引き立ててくれる色がラインナップされています。レトロとモダンが融合したデザインは、まさに今の時代にぴったりですね。

誰でも気軽に楽しめる取り回しの良さ

DAX125のもう一つの魅力は、取り回しの良さです。車両重量はわずか107kgと軽量で、シート高も775mmと低めに設定されているため、小柄な方や初心者でも簡単に扱えます。信号待ちや駐車時でも安心して足がつくので、日常の足としてもストレスなく使えますよ。

12インチタイヤを装備しているため、小回りも得意で、市街地での細かい取り回しも抜群。渋滞や狭い道もラクにこなせます。また、ブレーキには前後ディスクブレーキを採用しており、万が一の急ブレーキにも安定した制動力を発揮してくれるのが嬉しいポイント。

さらに、エンジンには燃費の良い124ccの空冷単気筒エンジンを採用しており、街乗りやちょっとしたツーリングでも十分な走行性能を提供します。街中を気軽に走れる頼もしい相棒になってくれるでしょう。

自分好みに仕上げるカスタム性の高さ

DAX125が多くのライダーから支持を集めている理由の一つは、その高いカスタム性です。ホンダ純正のオプションパーツはもちろん、社外のカスタムパーツも豊富に揃っているため、自分だけの1台に仕上げる楽しみがあります。

例えば、ハンドルバーをカスタムするだけでも、見た目だけでなく乗車姿勢まで大きく変えることが可能。アップハンドルに交換すればリラックスしたライディングポジションが取れ、長距離のツーリングも快適になります。また、モリワキなど有名メーカーのマフラーに交換すれば、性能向上だけでなく、サウンドや見た目にも個性をプラスできます。

キャリアやサイドバッグなど積載アイテムを取り付ければ、さらに便利に使うことも可能です。通勤から週末のちょっとした冒険まで、用途に合わせた自由なカスタムを楽しめますよ。

昔のダックスを知っている方も、初めてミニバイクに挑戦する方も、新しくなったDAX125ならきっと毎日のバイクライフをもっと楽しくしてくれるはずです。