ツーリング前にバイク事故動画で心を引き締め。
2輪車は確かに死亡率の高い乗り物です。
だからこそ安全運転に気をつけなければなりません。
私が白バイ隊員の方々にあこがれるのはその危険をカバーする
究極のテクニックをもっているからです。
練習もせずにバイクに乗るととにかく危険。
今日はそんな2輪車の怖い面を紹介していきましょう。
バイク乗りであればだれでも経験したことのあるハイサイド。
これはとにかく怖いですよね。
自分で制御するのが難しい。
一応、頭の中ではアクセルを開けて直進性を高めればいいということは
わかっているのだけれど、恐怖で体が反応しませんよね。
私も過去に2度、ハイサイドでこけています。
2台のバイクをお釈迦にしました。
そんな恐怖のハイサイド動画をまず紹介しましょう。
ハイサイド~自走バイク
見てわかった方がいると思いますが、俗に言う「バイクが暴れる」というやつです。
旋回中など、タイヤが横の方向へ滑った後で急激にグリップの回復がおこって車体が
起き上がってしまうことによっておこる現象ですね。
これは雪道などでは4輪でも起こります。
スリップしたから急ハンドルをきると、いきなりグリップが回復して
思わぬ方向へ進んでいく現象です。
4輪と2輪の挙動は違いますが理論は一緒。
とにかく脳が反応してしまって自分ではどうしようも出来ないという
場面が多いですよね。
典型的なのが次の動画。
XR250モタード ドリフト ハイサイド
グリップ回復時、思わず体が投げ出されています。
私もこれで吹っ飛びました。
今では笑い話ですが、対向車や事故る場所を考えると
命の危険は特に高いものです。
こういう事態をなくすためにテクニックを磨くこととともに
タイヤなどの整備は怠りたくないものです。
それから2輪で怖いのはそのスピードと軽量さからくる難しさ。
タイヤの温度や路面温度、いろんな要素がありますが普通に
走行しているように見えて地味に怖い転倒事故もあります。
この動画をみてください。
クラッシュ(泣)
いろいろ言われていますが、路面状況を確認してみると
転倒したときスリップ痕が見えます。
これに気を取られてブレーキしたか、あるいはオイルだったのか。
ちょっと間違えれば対向車に頭を踏まれていてもおかしくはありません。
本当に怖いですね。
後ろから来るバイクの方は確かにナイスブレーキングです。
何気なくツーリングしているようですが、常に危険ははらんでいます。
センターラインの白線を踏んで滑ったり、マンホールでタイヤが
とられたりと、2輪はとにかく外的影響を受けやすい乗り物です。
その危険を熟知して、あらかじめ危険を冒さない乗り方が前提条件ですよね。
さらにその危険を回避するためのテクニックも必要です。
久々にバイクに乗る方やテクニックに自信のない方は再度教習所や
私有地、対向車などの影響がない場所での練習をお勧めします。
スラロームやハチの字なのでアクセルワークとクラッチワーク、
ブレーキングを体重移動をこれでもか!というくらい練習してからツーリングしたほうがいいですよね。
私も愛車のマグナ250でこれからツーリングする機会が増えると思います。
東北の沿岸には空き地が結構増えましたので、練習しまくって見たいと思います。