バイクにクラッシュはつきものとは言え
バイクは2輪で走行しますから4輪の自動車に比べて転倒は多くそれゆえクラッシュも多くなります。
レース場でのクラッシュ
そんなクラッシュの数々、特にレース場でのクラッシュに焦点を当てて紹介している動画がこちらです。
バイクにも色々な種類があると思いますが、この動画はサーキットを走るGPレースとダートコースを走るモトクロスに絞ってそのクラッシュシーンを集めています。
GPレースとモトクロスはバイクの形も大きく違いそのためにそのクラッシュシーンも大きく異なっています、
その特徴をそれぞれ良くとらえている動画だと思います。
まずGPレースのクラッシュの特徴はそのスピードが速いためのクラッシュの時間の長さです、
またかなり密集しているところで起こりやすく、その場合はとても派手なクラッシュとなってしまいます。
特に大きな車体と人間がくっついたり離れたりしながらほぼ同じ方向にかなり長い時間滑っていくときなどはとてもひやひやしてしまいます。縁石や砂利などでバイクが跳ね上がった時に回転してとても危険な凶器となったものに人がぶつからないかどうかといった思わず目をそむけたくなりながら目が離せないような状況になってしまったりするのです。
そして、その間バイクは少しずつ細かい部品を巻きちらしながら進むのでかなりにぎやかな感じに見受けられたりするのです。
そのGPに対してモトクロスはそのまき散らすものが土ということになります、
クラッシュの瞬間一気に土煙が舞い上がります。
派手なクラッシュ
その瞬間にもうバイクとレーサーが見えなくなります、
派手と言えば派手ですが、その内容が良く見えないので風の強いときの土のグランドと同じと言えなくもありません。
土が結構やわらかいと思うのでバイクにもあまり衝撃がなさそうでその部品はあまり飛び散ったりしません。
また大体マウンドに突っ込む形になりますのでそのクラッシュ自体の時間はとても短いものとなります。
ただ、そのあとがまた特徴的なのですが、そのクラッシュに対して後続のバイクが突っ込んでくることがよくあります。
バンピーなコースはその隙間にはまっているバイクやレーサーが次のレーサーには見えないことも多いのでしょう。
大きくジャンプしたときなどは着地時点に何があろうがもうそこに着地するしかないのです。
それがとても危険な次のクラッシュを生んでしまいます。
したがってモトクロスのほうがGPよりも安心だなんてことはないのです。
そして後半のほうに出てくるトライアルと言われるものですが、これはクラッシュと言っていいのかどうかわかりませんが、その内容はまた独特です。
もともともう転倒してくださいと言わんばかりのコース作りなのですから、半端なレーサーはクラッシュ続きということになります。
特に長い登りを一気に駆け上がりきれずに、頂上付近で力尽きてしまうと、まさに奈落の底に落ちるような感じで派手なクラッシュとなってしまいます。