日本のユニークなバイク博物館巡り

日本全国にはバイク好きなら一度は訪れてみたい、個性的な博物館がたくさんあります。バイクの歴史に浸れる博物館から、マニアックなコレクションがぎっしり詰まった私設博物館まで、今回はその中でも特にユニークな博物館をピックアップ。展示の特色や見どころを詳しく紹介しますので、次回のお出かけプランにぜひ加えてみてくださいね。
博物館紹介
最初にご紹介するのは大分県由布市にある「岩下コレクション」です。この博物館はなんと個人所有のコレクションが展示されており、その数は約70万点にも及びます。とりわけバイクの展示は必見で、世界に1台しか現存しない幻のドゥカティ「アポロ」をはじめ、クラシックな名車が250台以上も展示されているんです。
次は北海道帯広市の私設博物館「とかち大正二輪館」。燃料店を経営するオーナーが趣味で集めたバイク約170台を展示しています。1920年代のアメリカ製バイク「エンバス」など希少なモデルがずらり。
さらに栃木県芳賀郡にある「ホンダコレクションホール」。ホンダ公式博物館として歴代バイクやレーシングマシンを中心に、ライバルメーカーの名車まで幅広く展示されています。
特色展示
「岩下コレクション」の特徴的な展示は、バイクだけでなく昭和時代の玩具やポスター、ヨーロッパ製の美しいステンドグラスなどレトロ感あふれるアイテムが豊富に並んでいることです。昭和レトロな雰囲気を存分に楽しめます。
「とかち大正二輪館」の最大の特色は、展示されているほぼすべてのバイクが整備されていること。しかも実際に走行可能な状態で展示されており、バイクへの深い愛情を感じることができます。
また、「ホンダコレクションホール」はホンダ製バイクのみならず、四輪車やジェット機まで展示している点が特徴的です。乗り物好き全般が楽しめる幅広さが魅力となっています。
見どころ
「岩下コレクション」の見どころは、世界的に珍しいドゥカティ「アポロ」など、ここでしか見られない希少なバイクを間近で観察できる点でしょう。オーナーが丹精込めて集めたコレクションは圧巻です。
「とかち大正二輪館」ではオーナーが一台一台大切に整備したクラシックバイクを、実際に動く状態で見られることが最大の見どころです。走行可能なクラシックバイクの数々を目の前にすると、バイクファンなら興奮間違いなしでしょう。
そして「ホンダコレクションホール」の見どころは歴代レーシングマシンの展示です。世界のレースで活躍した名車をじっくり観察しながら、バイクの歴史や進化を実感できますよ。
日本にはまだまだ個性的でユニークなバイク博物館がたくさんあります。次のお休みには、ぜひ博物館巡りで新たな発見を楽しんでみてくださいね。