Z1000 ABS
カワサキはコアなバイク好きのハートを掴むバイク
カワサキといえば、やんちゃな人が乗るバイク、壊れやすいといったネガティブなイメージがありました。
しかし、裏を返せば常に挑戦的なチャレンジをしており、毎回私たちの想像を超えるようなモデルを生み出してきたということでもあります。
企業努力も怠らず、着実に機能をあげており、今はバイク好きも納得できるハイクオリティなバイクを作っています。
そのカワサキのバイクといえば、イメージカラーとも言えるライムグリーンの車体です。
そのような車体のバイクでも、カワサキZシリーズのフラッグシップモデルとも言えるZ1000 ABSが新たに国内モデルとしてリリースされることになりました。
Z1000 ABSの特徴
今回国内モデルとしてリリースされたのはABS付きのモデルです。
そのため、Z1000の後ろにABSという文字がついています。
欧州仕様に設定されているキャンディーバートンオレンジとフラットエボニーのカラーリングは採用が見送られています。
そのため日本で販売されるモデルはカワサキのトレードマークとも言えるグリーンが入ったメタリックスパークブラックとゴールデンブライズドグリーンの組み合わせのみです。
価格はブライト取り扱いであった2016年モデルよりも54000円安い114万4800円です。
ただし、オーリンズリヤショックやブレンボモノブロックキャリパーといった足回りの豪華装備がついている“R Edition”は引き続いてブライト取り扱いモデルとなっています。
特別仕様の“R Edition”
2017年モデルのZ1000ABSに新たな特別仕様として販売される“R Edition”は標準仕様と大きな違いとして2点変更点が加えられています。
まずはフロントのブレーキ周りです。
キャリパーやローターにブレンボ製のものが採用されています。
キャリパーはNinja H2やNinja ZX-10Rにも採用されているM50モノブロックキャリパーです。
ホースについてもステンメッシュになりました。
もう一つの変更点がリヤショックです。
これはプリロードアジャスターが付いているオーリンズ製が採用されています。
合わせてフロントフォークのセッティングやリンク比の見直しも行われていますし、シートレールにはロゴプレートが貼られています。
外観にも違いがあり、専用グラフィックなのは当然ですが、それ以外におmアンダーカウルにもカーボンプリントが装飾されています。
シートは標準モデルに採用されている一面にロゴがエンボス加工のものではなく、シートストッパーのみにロゴが入ったシンプルでおしゃれなデザインに変更されました。
フューエルタンクにも専用デザインのタンクパックが標準装備されており、外観は大幅に重厚感がある仕上がりになっています。
日本ではブライドより2017年6月に販売予定とされており、価格については141万4800円の予定です。